さて、このサイト始まって以来、といっていいかも知れません、ワタシの絵の描き方について話してみたいと思います。
なぜ今まで描き方について触れなかったかといえば、とりもなおさず、ワタシごときが語っていいようなことではないからに他なりません。
といっても、デッサン法や色塗りのやり方とかでなく、
どうすれば線を引く手が早くなるか?
というお話。
しかもとてつもなく地味でありふれた簡単な方法です。
曰く、
『机のそばに時計を置く』
これです。
で、キャラ1体やマンガの1コマ、1ページ描くたびに、かかった時間を見ます。
(時間を意識しないで描かれていた方は、これを機会に『自分は1ページにどれだけ時間をかけているか』を気にしてみると良いかと思います。)
そうして、ちょっとずつ時間を短縮できるよう、意識して線を引いてみましょう。
もちろん、引く時間を早めたからといって、線が荒くなってしまってはいけません。それまでの線のクオリティを維持してください。
これは、かかった時間をチェックした後に、改めてもう一度自分の絵を見直してみれば、一目瞭然だと思います。
このようにして量をこなせば、自然と線を引くスピードは上がっていくかと。
ワタシがアニメーター時代に教わった、「線を早く引くための心得」でした。
……ただし、「ネーム(コンテ)を切る」「レイアウトを描く」「構図を考える」などの作業中は、決してこれを実行してはいけません。
机の時計をあちらに向け、出来ることなら電池を抜いてしまってください。
アナタの健康のためにも。
白河
まさのりさんは、
きっとサラサラと絵をかかれるのだろうと思っておりましたが、
ヤッパリそうなんだ?。と、納得でした。
線のストロークが物語ってますよね。
時間を意識して描くってことは、凄いです。